強迫性障害の症状などは以前書きましたので今回は治療について書いていこうと思います。
強迫性障害の治療は
- 薬物療法
- 認知行動療法
この2つを中心に治療をしていきます。
治療薬
強迫性障害の治療薬としては前回のパニック障害の記事でも書きましたSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を使用します。
SSRIを服用していき症状に大きな改善が見られない場合には合わせて三環系抗うつ薬を使用していきます。
- 三環系抗うつ薬
アナフラニール、アモキサン、トリプタノールノリトレンなどがあります。
他には不安に対し抗不安薬の使用や少量の抗精神病薬を使用する場合もあります。
薬物療法のみで治療するより認知行動療法も併用する方が再発率は低いと言われてます。
まず内服治療をし不安や抑うつ等を軽減させてから認知行動療法に移行し併用治療をしていきます。
認知行動療法
行動療法のひとつに曝露反応妨害法というものがあります。
強迫観念を引き起こす刺激にあえて曝露させ強迫行為を行うことを禁止して(反応妨害)、不安や不快感に慣れさせていきます。
不安を解消するための強迫行為が必要でないことを自ら学習することで強迫行為を行わなくなる方法です。
例えばドアノブや不潔と思えてる物にあえて触れてもらい、その後手洗いを我慢してもらう。
戸締りをした後に確認するのをあえて我慢するといったような行動を繰り返し行い強迫行為は必要でないことを自身に学習させます。
薬物療法との併用で半年程度で多くの方は症状の改善が見込まれるそうです。
環境の変化などにより一時的に不安が強くなることもありますが治療の継続が重要です。
家族としての関わり
強迫性障害についての知識は本人はもちろん家族も正しく理解しておくと症状の変化や家族としてどう関わるべきかを知ることが出来ると思います。
- 強迫性障害のことを正しく理解しておく。
- 治療を続けているということを応援し、本人を責めるような事は言わないでください。
- 治療の手助けはしても強迫行為は、患者本人が望んでも手伝わないようにしてください。
- 日常生活を規則正しく送れるように援助してください。
本人も辛いと思いますが一番近くに理解者がいるってだけで患者さんの心の負担が減ると思います。
ご家族も辛いとは思いますが一番の理解者になって支えてあげてください。
今回はここまでにしたいと思います、ありがとうございました。