パニック障害の症状として主に3つほど大きな特徴があります。
- パニック発作
- 予期不安
- 広場恐怖
・パニック発作とは前触れも無く動悸や息苦しさや呼吸困難感、手足の冷たい感じや冷や汗めまいや吐き気等が出現します。
発作後は強い不安感、恐怖感に襲われますがパニック発作のピークに達してから15分から長くても1時間以内には発作は治まります。
ですが一度体験すると強烈に脳内に記憶され「またあの時の発作が現れたら・・」と発作に対して強い不安感を覚えます。
またパニック障害が慢性化するとうつ病を併発する可能性もあります。逆も然りうつ病の方がパニック障害を併発する可能性もあります。
・繰り返しパニック発作を起こすと次第に「また発作が起きるのではないか」と心配するようにます。これを予期不安といいます。
予期不安には何かの呼吸器の病気や循環器系の病気、脳内で何か起きてると病気の心配をする。
発作を起こした時に他の人に見られて恥ずかしい。
また周りに他人しかいない場合に誰も助けてくれないかもしれない等心配し不安になります。
ほとんどのパニック障害の方は予期不安を感じた事があると思います。
・広場恐怖とは広い場所が怖いということでは無くパニック発作を起こしたことをある場所を強く嫌い避ける行動を取るようになります。
例えば特定のお店でパニック発作を起こした方は「あの店に行くとまたパニック発作が起きるかも」、電車や人ごみの中でパニックを起こした事がある方は電車や人ごみを避けるようになります。
症状が進行すると日常生活の行動範囲が狭まり症状の重い方になると家から一人で出れないような方もいらっしゃいます。
ここまで症状や不安感を煽るような事を書きましたがパニック発作は命に関わるような事は無くまた治療も早期に始めれば治る病気だと言われてます。
また上記の症状は個人差がありパニック障害でも広場恐怖がない方もいます。
パニック発作時には
呼吸困難感
胸がドキドキする感覚
手足の冷感
肩こり
めまい感やふらふらする感覚
発汗
等が出現します。